GPA Bangkok

     ニュースレター

Vol. 13 1999年10月15日発行

 

 


 

サワディカー...!! ( タイ語:こんにちは )

近タイの道路は車が多くなってきたようです。それは景気復帰の前兆でしょうかね。そうでしたらもちろん喜ぶのですけれども、世界一の交通渋滞だったバンコクに住んでいる私には前の状態に戻るのではと、ちょっと心配しています。

12月19日に開通を予定されているBTS電車しか頼りにできないのかな!?

(ナリダ)

 


今月の内容

  • 国境を飛び越える若者たち
  • バンコク ゲイ フェスティバル the 1st.
  • 酔眼タイ音頭 第1章
  • 最近のタイ新聞雑誌から 
    • 国王誕生記念イベント 船から見る光と音のショー
    • 不思議な亀2  
    • SONYビデオカメラで女性の水着姿を撮る男を逮捕!
    • 変わった動物愛??犬のミルクで生きる子牛!!    
    • 妻より車を愛する夫
    • 世界最大!! 国王のプリント絵を発売
    • まるで"スパンナホン"に乗っている
    • 女性と男性供の性器を持つ犯人!!
    • ペインティングノ若者の新しいファッション  
    • 2000年のトゥクトゥクどうなるか!?
    • 車市場で女性が指導者!
    • タイ若者のお小遣いの行き先を探る
    • 超売れっ子ラーメン屋台!
    • 双子2組に三つ子1組を持つ貧しい夫婦  
    • スッポンの卵入り酒で甦る「パワーと持久力」 
  • タイのイベント10月〜11月
        


 

 

 タイに滞在している日本人の数は2万人とも5万人とも言われ、大使館などでも把握できないほどなのですが、こうした在タイ日本人というのはなにも駐在員とその家族ばかりではありません。昔からタイで一旗揚げようと乗り込んでくる人たちや、長い貧乏旅行の果てにいつのまにかタイで何をするでもなく居着いてしまった人たち、あるいはタイ人と結婚して住み着いてしまった人たちなど、様々なきっかけ、理由で多くの日本人がタイに住んでいるのです。

 これらの日本人たちは、2〜3年で帰国してしまう人もいれば何十年もタイに暮らしている人、また日本とタイを往復している人など、これまた様々です。

 

 ところで、最近は若い人が気軽にタイに住んでしまう例が増えています。

 昔は、たとえ旅行であっても海外に出るということ自体が一種の冒険でありちょっとした勇気がいるものだったようですが、今や海外旅行は一般化してごく普通のものとなり、日本と外国の壁のようなものはほとんどなくなって来ました。その結果、国内で引っ越す感覚で、ごく自然に海外に生活の場を移す人たちが出てきたのも当然のことなのでしょう。別の言い方をすれば、たとえ日本以外の外国に暮らすことになっても、昔のように「その国に骨を埋める」的な重い覚悟をして来る人は少なくなり、その生活がうまくいかなくなったら、あるいはなにかまた別のきっかけがあれば、再び日本へ戻ったりさらに別の国へ行ってしまうような人たちが増えたと言えます。

 世界でもっとも有名なバックパッカーのための安宿街の1つ、バンコクのカオサン通りに、「マンゾウ」と呼ばれている日本人女性が日本食を出す簡単なレストラン&バーを開いています。

 このお店はまだ2〜3ヶ月前に始めたばかり。

 カオサンに多くあるゲストハウス(安宿)の前の溜まり場的なスペースを安く借り、日本から取り寄せた食材で丼モノやおにぎり、味噌汁、そしてお茶などを出しています。バンコクの他の地域の日本食料理店よりも安い価格で、日本米を使ったちゃんとした日本食を食べることができるのが魅力です。

 同時に、場所柄もあって一般的なレストラン・食堂ではなく、ビールなどを飲みながら旅行者が情報交換などの会話を楽しむバーという面も持っているお店です。

 マンゾウさんは、現在29歳。 タイに住み始めてからまだ半年ほどです。彼女は、タイに来るまではハワイに6年ほど生活していました。ハワイではサーフィンもしていたそうですが、絵やデザインを描くことも好きで、たまに日本に帰ったときなどには仲間内でフリーペーパーを発行してクラブやレコード店で配布したりしていました。

 タイに初めて来たのは今年のはじめごろ。きっかけは「たまたま友人がタイにいたから」というだけにすぎません。タイについてなんらかの思い入れがあったわけではないのです。タイへ旅行と言うよりも、単にふらっと遊びに来たと言うほうがより確でしょう。

 なんとなくタイにしばらく住んでみようと思った彼女は、まず最初にある美術学校の講座で学ぼうとします。しかし、生徒が集まらずにその講座は開講が取りやめになってしまいました。

 マンゾウさんはお酒も好きなのですが、このまま何もしないでタイにいても貯金が減っていってしまいます。そこで、酒代くらいは稼げたらと思って始めたのが今のお店なのです。

 仕事は面白く、満足しているそうです。

お客さんはやはりバックパッカーが多く、もともとバックパッカーの世界については関心があったほうではないマンゾウさんにとって、彼らの旅行話は興味深いものでもあります。

 深夜になるにつれて、カオサンで働いているローカルのタイ人たちが顔を出してきます。彼らは人なつっこく楽しいので、マンゾウさんも仕事中であるにも関わらず、ついつい一緒にビールを飲んで会話に参加してしまったりするそうです。タイ人は普通、自分たちをチューレンというニックネームで呼び合いますが、マンゾウさんも「マルコ」というチューレンを持っています。やはり店に集まるタイ人の1人に付けてもらったとのことです。

マンゾウさんの交遊関係は、どちらかというと日本人よりもタイ人のほうが多いようですが、それも結果的にそうなっただけのことであって意識的なものではありません。たまに店の終わったあとなどに、そうした友人たちと飲みに出かけたり、また仲間内でクラブでパーティーをしたりしています。

 カオサンに多く沈没している日本人とは、正直少し感覚が合わないと感じることもあるそうですが、タイに暮らし始めてから、マンゾウさんはいらついたりすることが少なくなりました。もともと人見知りするほうだったとのことですが、最近は人を嫌いにならなくなり、人間が好きになってきたそうです。

 周囲の人はマンゾウさんを「タイにはまっている」と思っているようですが、彼女自身にはそうした意識はあまりありません。いつのまにか、今のような状況で生活するようになっていた、という感じです。

 お店も、初めはせいぜい半年くらいやるだけのつもりでしたが、今は2年くらいは続けてもいいかなと思っています。その後のことは特に考えていませんが、やりたいことはたくさんあるとのこと。特に、絵やデザインについては一生やり続けていきたいと考えています。

  シーロムのソイ4は、バンコクでも最もとんがったクラブが何件か集まっている地域です。そこに「SPEED」という人気のクラブがあります。このクラブのDJと、そして経営をしているのが「ダイシロウ」さんという日本人男性です。

 ダイシロウさんは今年で33歳。大学在学中に何度か来ていたタイに、8年前、まとまったお金を持ってやって来ました。大学を卒業してすぐのことです。

 日本で就職活動はしていませんでした。タイを面白いと感じ、比較的簡単に暮らすことが出来そうで、また儲かるチャンスもありそうに思えてやって来たのです。

 学生時代タイに来たときに知り合ったタイ人の協力を得ながらも、ダイシロウさんはほとんど1人で自分のクラブを今と同じシーロム・ソイ4に出します。ダイシロウさんの学生時代は、ちょうど日本でディスコではないクラブが出現しはじめたころで、彼も日本でパーティーなどを企画したりしていました。日本では自分の店を持つなどと言うことは難しいですが、タイでなら持てるだろうといったことも、ダイシロウさんの来タイの理由の1つであったのかも知れません。

 もちろん、はじめからうまくはいきませんでした。

 しかし、来タイして2年ほど過ぎたころから、ダイシロウさんのクラブに人気が出てきました。それまで他の店と同じような流行の曲を流していたのですが、方向性を変えて少しマニアックな音楽をかけるようになったのが、人気の出た理由だろうとダイシロウさんは考えています。

 これまで、この店を日本人がやっているということは、まったく表面に出さずにやってきました。日本語情報誌へ広告なども出したことがありません。在タイ日本人では客となるターゲットとは少し違うということもありますが、常にローカルのタイ人や白人の客を相手に店を続けてきました。

 DJをすることが好きでもあるので、今の仕事には満足しています。

 現在、SPEEDは改装の最中で、それが終わると建物の1階から3階、そして屋上まで4つの違ったタイプのクラブ・バーが出来上がります。ダイシロウさんは「SPEEDビルだよ」と冗談まじりに楽しそうに笑いながら語ってくれました。 

 彼もまた、タイにこだわっているというつもりはありません。日本に戻りたいともまるで考えていませんが、タイのクラブシーンがもっと世界にリンクしたインターナショナルなものとなり、東京を始め各国とタイを往復する生活になればとも思っています。

 ダイシロウさんのSPEEDには、他にも何人かの日本人がほぼレギュラーでDJをしています。彼らは、ダイシロウさんともともと交遊関係があったわけではなく、タイで知り合ったそうです。

 なかでも面白いのが、M君です。

 今回多忙で話は聞けなかったのですが、彼はSPEED以外の別のローカルのディスコでもDJをしており、ふとした機会にタイの大手レコード会社である「RS PROMOTION」の人から声をかけられました。RS PROMOTIONの新人歌手NICKYのバックダンサーをしてみないか、との話でした。

 現在M君は、NICKY以外のタイの歌手のミュージックビデオにも出演し、歌手たちと一緒に地方のコンサートをまわったりという生活をしています。M君がタイにやって来てから、だいたい2年ほど経ちました。

 外国に暮らすということは、様々な困難がつきものと一般に思われています。実際、ある意味でその通りでしょう。

 しかし、こうして日本とタイの国境をぽーんと飛び越えて来てしまう人たちは、そうした困難を困難と思っていない傾向があるように思えます。SPEEDのダイシロウさんも、「もちろんタイ人スタッフとのトラブルもないことはないけれども、ほとんどたいしたことではない」と言っていました。日本で暮らすにもタイに暮らすにも同じようにトラブルはつきものであり、タイならではといったトラブルでも特に大問題とは考えずに、その都度対応していけば良いといった感覚です。 こうした人たちに共通しているのは、タイをほとんど外国として特別に認識していない、と言うことです。タイをことさら絶賛するわけでもなく、逆にタイを馬鹿にするでもなく、タイに暮らすのも日本に暮らすのも大差はないと感じています。

 世界のボーダーレス化の象徴といった感もある彼らですが、みな、ごく自然にタイに住むことになった、というある種のさわやかさが感じられます。

(akira)


 

 

 タイへ旅行に来て「オカマやゲイが多いな」と感じた人も少なくないことでしょう。

 外国人観光客にとって、バンコクではカリプソ、パタヤのアルカザール、プーケットのサイモンなどのオカマのショーのあるキャバレーは有名ですし、女性というよりどちらかというとゲイの男性客を主な対象にしたゴーゴーボーイといった店も数多くあります。

 こうしたプロ?のオカマ以外でも、少なくともバンコクでは町中のレストラン・食堂やデパートなどでオカマ・ゲイの店員を見かけることもそれほど特別なことではなく、若者の多い繁華街や大学校内でもオカマの学生をしばしば見かけます。また、通常のミス・コンテスト以外にもオカマやニューハーフによるミスコンもしばしば開催されます。

 

 ゲイの人たちが流行に敏感で、ある種のセンスの良さを発揮するのは世界共通のようです。

 かつて多くの芸能人も常連で流行の先端であったディスコ「ROME CLUB」(現在も営業中)にちなんで、ソイ・ローマとも呼ばれていたシーロムのソイ4は、もともとはゲイ・エリアでもありました。現在、バンコクでは最先端のクラブの集まる場所でしょう。今ではノーマルの男性女性の姿も多いですが、「TELEPHONE」や「SPHINX」などの一見オシャレなバーには白人を中心とした多くのゲイが集って来ます。 シーロム・ソイ2は、現在でもほとんどゲイ専門のエリアです。なかでも人気の「DJ STATION」などのクラブの店内は、女性はおろかオカマの姿もほとんどみかけない男だけの世界。しかしある意味でバンコクで最も盛り上がっている場所でもあり、やはり世界共通のホモ・セクシャル独特の陽気さを感じます。

 これらの場所には、タイの芸能・音楽関係者やモデル、ファッション業界の人も多く集まり、バンコクの流行発信地の1つともなっています。

 そして日本でも有名なのは、なんといってもオカマのボクサー「パリンヤー」君でしょう。もちろんローカルのタイ人の間での知名度も抜群で、ある意味オカマやゲイの人たちのアイドル的な存在ともなっています。

 このパリンヤー君を先頭に、今月31日、バンコク・ゲイ・フェスティバルのイベントの一環としてパレードが行われます。

 バンコク・ゲイ・フェスティバルは、タイで初めて開催される大規模なホモセクシャルのイベントです。

 メインイベントであるパレードは、ゲイ・ディスコの集まるシーロム・ソイ2からラマ4通り、スリウォン通り、ナラティワン・ラチャナカリン通りを経て再びシーロムへと予定されています。その後はゲイ・ディスコの「FACTORY」でパーティーがあります。

 バンコクの多くのゲイ・グループが参加するこのフェスティバルの特徴は、デモのような政治的な意味あいはなく、まったくのパーティーでありお祭り騒ぎであると主催者は語っています。

 このフェスティバルに向けて、今月は様々なプレ・イベントが行われます。31日以前の主なイベント予定は、

 20日:ドラッグクイーン・コンテスト(DJ STATION)

 23日:「Receprion」アーティスト展覧会(TARNTAWAN PLACE HOTEL)

 30日:「Rainbow World」パネルディスカッション(DICK'S CAFE)

などです。

 

 このように書くと、タイはオカマやホモ・セクシャルの天国で、またそうした存在が社会的にも比較的認められている国であるかのような印象を受けるかもしれません。

 実際、タイではオカマのことを「カトゥーイ」と呼び、日常生活においてもカトゥーイを目にしたり会話の内容にカトゥーイという単語が登場したりすることは少なくありません。

 それでも、ボクサーのパリンヤー君はある雑誌のインタビューで「カトゥーイと呼ばれるのは好きではない。ペート・ティーサーム(第3の性)と呼ばれるのは良い」と答えています。なにごとにも寛容な国タイでも、まだまだホモセクシャルに対しての偏見はあるようです。「政治的な意味はない」とされるバンコク・ゲイ・フェスティバルも、やはりなんらかの社会的メッセージがあると考えて良いでしょう。

 (akira)

 

     ※主なゲイグループ

      ANJAREE GROUP:

      LONG YANG CLUB:

      PURPLE FRIENDS:

    ※主なゲイスポット

       TELEPHONE、SPHINX、BALCONY:シーロム・ソイ4

       DJSTATION、DISCO DISCO:シーロム・ソイ2

       THE FACTORY:60/10-15 Silom Rd.

       DICK'S CAFE:894/7-8 Soi Pratuthai, off Sriwong Rd.,

       MAMBO、CALYPSO、MAX:キャバレー

      THUMB UP、KICHENETTE:レズビアン・バー

      UTOPIA:ゲイ・レズビアン・ファッショングッズのショップ&カフェ。

           Sukhumvit Soi 23. 


さては皆様方。お見掛けするのも恥ずかしい若輩者の私ですが、GPAニュースレターという全く責任の無い媒体(失礼!)に紙面をいただいて、今月号から“河内音頭”ならぬ“タイ音頭”を綴らせて貰います。酔っ払いの戯言、耳障りではありましょうが、お付き合い下さい。

♪ エンヤコラセ〜のドッコイセ〜っと ♪

日本のマスコミ関係者の不祥事事件の数々がタイにも伝わってきて、巷間、話題のタネになっています。痴漢、のぞき、乱交、麻薬渦、万引き、買春、公私混同、やらせ、。新聞の社会面を飾るマスコミ関係者の不祥事に、我が胸に手を当てて想いを巡らせたときに、自分も必ずしもシロと言えないな、と懺悔したくなります。愛人に入館証を発行させて局内でエッチに及んだというプロデュサーの公私混同事件を聞いたときには、テレビ局の社員食堂に友人を呼んで「タレントもここで食事しているんだよ」と、価値も無いことを誇らしげにして食事したことを想い出します。“やらせ事件”が報じられれば、自分の取材は“やらせではなくて再現である”と言い訳しつつ、厳密に言えば“やらせ”であることに考え至ります。“のぞき”もどきの取材をしたこともあります。マスコミは民衆の味方、権力の対抗勢力としての正当性があるから少々の悪は許されると、自分を甘やかせてきたところがあります。第四の権力にまで成長したマスコミだけが権利乱用して良いという法はありませんから、自らを厳しく律していかなければ、と考えています。

今年はタイでもマスコミ関係者の不祥事が取上げられました。バンコクポスト紙の編集者やタイラット紙の記者が、お金や便宜を受けて某政治家に有利な記事を載せたのではないか、という疑惑事件が国会で論議されました。疑惑の記者たちはすでに退職させられています。今年2月にタイ報道会議(PCT/Press Council of Thailand)は、68人のジャーナリストが倫理を破っている疑いがあり、調査すると発表しています。6月にはバンコクポスト紙が“倫理規定”と題された、政治家や特定企業との癒着報道を無くすための社内規定を公表しました。非常に細かなことまで書いてあるのですが、逆の見方をすれば、普段当たり前のように行なわれているから条文化しているのでしょう。いくつか紹介します。

「取材相手から金、小切手、商品を受け取らない」

「取材相手のはからいで、特別に商品の値引きやサービスを受けない」

「情報源との飲食や遊興は、取材活動上のみ許される」

「無料での飲食、遊興の招待を受けない」

「上場企業からの株の提供などを受けない」

「企業間の競争に直接に関わる働きをしない」

しかし、条文にはいくつかの但し書きがあって、例えば「タイの社会慣例として贈り物などを受け取らないと非礼にあたる場合などは例外とする。その場合、贈り物は保管してチャリティー・オークションにかける」などと記されています。タイらしい逃げ道が用意されているな、と苦笑してしまいます。

さて“倫理規定”以前の体験談を披露します。

毎年、米軍とタイ軍の合同軍事演習コブラ・ゴールドがタイ各地で行われています。97年の演習はピサヌロークで行われました。国軍最高司令部に取材許可申請して、プレス・ツアーに参加しました。まず、バンコクのドムアン空軍基地からC-130輸送機でピサヌローク空港まで運んでくれます。空港から演習地まではエアコン付きの観光バスが手配されています。ショー化された軍事演習と国軍司令官や米国大使の会見などを、事前に詳細に書き込まれたガイダンス(演習の概要、スケジュール、司令官の挨拶内容など)を参考にして収録したあとは、再び観光バスでピサヌロークの高級ホテルまで送ってくれます。そこでビュッフェ昼食です。昼食後は再びC-130でバンコクまで送り届けてくれるという、至れり尽くせりのパック取材です。昼食代や参加費用は、すべて無料です。

私は外国人ですから適用外だったらしいのですが、タイのメディアには軍から“餅代”も出ました。昼食時に軍の担当官がメディアの名前を次々に読み上げて封筒を渡しているので、何かの取材許可証を発行しているのかと思い、私も自分の名前が呼ばれるのを待ちました。待てど暮らせど御呼びが無いので、何の許可証?とタイの知人の封筒を覗くと500バーツ紙幣が垣間見えました。彼は少し恥ずかしそうに目配せしながら、ポケットに封筒をねじ込みました。有力政治家の地方視察同行取材などでも、同じような慣例があると聞きます。

翌朝の新聞の「冷戦が終結しても軍拡競争や米タイ軍事演習は必要なのか」などのバランスのある記事を見てホッとするのですが、軍もしたたかであれば、記者もしたたかなものであるな、と感心するわけです。軍主宰のプレスツアーに参加せずに米タイ合同軍事演習の取材をするのはとても難しいことです。私も送迎・昼食の便宜を無料で得ておいて、“餅代”だけを批難することはできません。しかし、バンコクポストの新“倫理規定”に抵触する行為です。“倫理規定”以後を見る機会を楽しみにしています。

さて、日本で騒がれているマスコミ関係者の不祥事は、どうも下ネタの方が多いようです。タイで下ネタ・スキャンダルを取上げると、マスコミ関係者はもちろんのこと、政・財・官界すべてスキャンダルまみれになってしまいます。(痴漢、のぞきは論外ですが)下ネタは、良かれ悪しかれプライベートのことであって、スキャンダル以前の問題である、という暗黙の了解があるようです。先日、大物政治家が元ミスタイランドの美女と“戸籍に届けない結婚披露パーティー”というものを開きました。年若い美人を手に入れた政治家と美貌を武器に権力を持つパトロンに近づいた美女への“羨望と嫉妬”が、新聞と週刊誌の論調でした。この件で政治家が失墜することは無いようです。

 

    ♪ エンヤコラセーのドッコイッショ ♪                  (M.K)

 

 


 

船で見る世界初のショー

 国王の72年誕生記念の年を送り、2000年を迎えるために宮内庁はタイ政府観光局と協力してチャオプラヤー川辺(メナム川)で「"チャオプラヤー"国家の川」という光と音のショーとメディアミックスよるショーを開催。船に乗りながらショーを楽しむのは世界初めて。開催日は1999年12月24日〜2000年1月1日。

 ショーの内容はバンコクのきれいな建築物をスクリーンにして、川に関わるタイの生活や歴史の一部を映し出すことである。開催時間は19:00〜23:00で、一晩に4回。船に乗りながら6ケ所のショーを見る。1ケ所のショーは10〜15分ぐらい。全てのショーは1時間半ぐらい。

このショーを見るために用意される14ケ所の桟橋で船に乗ることができる。船は大、中、小三つの大きさに分けられ、300〜500隻用意される。料金は船代だけ。さらに、1999年を送る夜、12月31日は特別番組で全国放送。(タイラット紙)

 

不思議な亀No.2!!!

 ガルーダのような鋭い口、異常に長い4本の足、7インチも出ているしっぽ、恐竜のような形にしている不思議な亀。この亀の飼い主はチョンブリー県に住んでいるプラーニーさんである。(9/27タイラット紙)

 

SONYビデオカメラで女性の水着姿を撮る男を逮捕!

 逮捕された男は水泳競技中にビデオカメラでプールから上がってきた女性の水着姿をじっと撮る怪しい行動があったため、ガードマンは警察に連絡した。この男性は49歳の電気局員。友だちからの勧めであの噂の220X SONYビデオカメラを5,000バーツで買った。彼はこのビデオカメラで濡れている女性の水着姿を撮り試した後、モニターで水着の下から女性の裸姿をはっきり見えるのが確認したという。商売用ではなく自分の趣味だけでこの日に初めて撮ったと語った。(10/3タイラット紙)

 

犬のミルクで生きる子牛!!

 ロッブリー県で村の人々を驚かせていることがある。それは母親と間違って犬のミルクを飲む子牛のことである。この子牛は2年前からこの犬のミルクを飲み続けていると飼い主のマーライさんが語った。(10/4タイラット紙)

   後ろの左足を上げたまま自分のミルク を子牛に飲ませる犬

 

妻より車を愛する夫

 バス運転手だった49歳のサムルアイさんは自分の立派なバスを20台も持ち、金持ちになったのにまだ元の仕事を辞められない。バスの車掌だった妻まで迷惑をかけてしまう。そこで彼女は自分の夫が家にいるためにバスの形のように家を建てさせた。その結果はノ今、夫は家で幸せな生活をしている。(タイラット紙)

 

世界最大!! 国王のプリント絵

国王の72年誕生記念で2メートルの世界最大、国王のプリント絵は10,000枚発売された。値段は999バーツ(約3,000円)である。(シーウィットンスー誌No.358)

 

まるで"スパンナホン"に乗っている

"スパンナホン"は最もきれいな国王用の船である。観光の年(Amazing Thailand)と国王の川(Celebrate The Amazing River of Kings)というキャンペーンのために、タイ国際航空はボーイング747-400に"スパンナホン"の絵を描いた。この飛行機は今月から世界中に飛び始まる。(10/1タイラット紙)

 

女性と男性供の性器を持つ犯人!!

 覚醒剤を持ったため逮捕された22歳の犯人は警察に困惑させた。というのは、この犯人は身分証明書で女性だと確認したのに、男性のように喉ぼとけがあり胸が小さいからである。それだけではなく、なんと性器を調べられたら両方供の性器がある。警察は彼女を女性か男性の刑務所に入らせるか大変に困惑した。ついに病院に身体検査をして、その結果は男性だと判断された。本人は自分の本当の性がやっと分かったのをとても喜んでいるらしい。(10/7タイラット紙)

 

ペインティング 若者の新しいファッション

 肌に入れ墨をするのがちょっと古いファッションになった。最近流行ってきたファッションは痛みも感じなく、ただ肌にシールを貼り、それとも、色でペインティングすることである。特にインドから受け入れた"ヘンナー"という新しいスタイルのペインティングはお嬢様達に流行が高まっている。(タイラット紙)

 

2000年のトゥクトゥクどうなるか!?

トゥクトゥクは外国人に人気があるタイスタイルの車です。しかし暑さと悪い空気でタクシーを利用する人が多くなってきたようである。そこでタクシーに負けないようにトゥクトゥクが改装された。2000年のトゥクトゥクは冷房やステレオも装置され、10人ほどの客も詰め込めるという。(シーウィットンスー誌No.358)

 

車市場は女性がターゲット!

 車生産企業の調査によると車を買うかどうかの決定するのは70%が女性であるという。その原因は多くのタイの家庭では女性がお金を管理し財布を握っているから。それが分かった車生産者側は今度の企画では女性に向けて車を生産するようである。(シーウィットンスー誌No.358)

タイ若者のお小遣いの行き先を探る‥

 先月、バンコク大学にてアンケート研究所の調査が行われた。内容はすばり!若い男女のお金の使い道である。1,797件の解答結果によれば84%が1週間当たりのお小遣いは1,000バーツ(約3,000円)以下。81.1%は両親からお小遣いをもらっている。お小遣いの43.3%を食費にノ17.4%を学用品にノ14.7%を洋服やアクセサリーにノ10.3%を娯楽費にノ5.7%を旅行費にノ5.1%を携帯電話やポケベルなどの通信費にノ1.8%をスポーツ/ジムなどの費用にノあてているそう。タイの学生は金がなくても清貧を貫くのだ!(9/23KoKo)

 

超売れっ子ラーメン屋台!

 不況のため仕事がない人達はラーメン屋台という商売をする人が多いようである。ナコンパトム県では奇抜な服装でラーメンを売る夫婦、実はこの二人、昔はちょっと名の知れていたリケー〈タイの伝統的な芝居〉の役者である。サノさんとその妻ラッダーさん。数年前は超売れっ子リケー劇団を率い、一晩数万バーツはザラだった。しかし、経済危機以降急に仕事が減り始め、ついに劇団は解散に追い込まれてしまった。その後、二人はラーメン屋を始めたが、普通にやったら客が見向きもしてくれなかったのに、リケーの衣装に身を包んでから超売れっ子ラーメン屋台に変身!(DACO)

 

双子2組に三つ子1組を持つ貧しい夫婦

 アユタヤ県に双子2組、三つ子1組を含む計8人の子供を育てる貧しい夫婦がいる。父親はプリチャーさん(32)、妻はサグンナーさん(32)。一回目の出産は男の子の双子で、今年9才になる。二回目の出産は女の子が一人で現在8才5ヶ月。三回目は男の子と女の子の双子で2才4ヶ月になる。そして最後は今年の8月20日に三つ子の女の子が生まれた。その後、妻は医師の勧めで不妊手術を受けた。子供たちの世話に忙しく、働きに出る時間もあまりないため、徳のある人や政府機関に助けを求めた。(9/24バンコク週報)

 

スッポンの卵入り酒で甦る「パワーと持久力」

 『スッポンの卵入り酒』は自分の"モノ"が思うように役立たないという悩みを持つ方々を助ける、と台湾種スッポン養殖業界のソムディットさんが語った。彼は現在2種類のスッポンの卵入り酒を製造している。一つは、普通の酒に漬けたもの、もう一つは朝鮮人参に漬けたものである。従来の同種の薬は、一時的には効果が見られてもまたすぐ元に戻ってしまうということが多かったようである。しかしこのブレンド酒は、パワーが甦り、セックスの持久力が伸びると高く評価されている。また、滋養作用もあるため、出産後の女性にとっても、皮膚がつやつや生き生きしてくるという効果もある。(9/24バンコク週報)


10月22-4日

5,000年バーンシェン文明祝賀(ウドンターニー)
手芸品ショー、展示、国際と地方のスポーツイベント、タイダンスショー、学問的なセミナー

10月24日

チャオプラヤー川カヌーマラソン
チャオプラヤー川でアユタヤ県からノンタブリー県までの300kmを男性と女性カヌーレースが行われる。

10月30-31日

ラーンナーボートレース(ナーン)

11月

タイビール祭り(ワールドトレードセンター/バンコク)

11月

パトンビーチカーニバル(プーケット)
水上スポーツの試合、伝統的なタイ料理と飲料、ミスアンダーマンビューティーコンテスト(外国客限り)など

11月4日

スパンナホン国王の船行列(バンコク)
"スパンナホン"は、カティン儀式を行うための最もきれいな国王用の舟、チャオプラヤー川で行列される。

11月6-7日

ブリーラム伝統ボートレース(ブリーラム)

11月12-14日

ピマイボートレース&祭り(ナコーンラチャシーマー)

11月15-12月15日

タイグランドセール(バンコク)

11月20-21日

スリン象祭り(スリン)象のサッカー試合や象乗り戦のショー等

11月20-21日

タイ国際ボートレース第12回(アユタヤ)

11月20-22日

ロイカトン祭り(アユタヤ)
ロウソク付きカトン〈盆〉は満月の夜に川に流される。この機会に美人コンテスト、手芸品の展示なども開催。

11月20-22日

ロイカトン祭り(スコータイ)
ロイカトン祭りはタイ第1の都であるスコータイで始められた。ライトアップされたスコータイ遺跡でと音のショーが行われる。

11月26-12月7日

クワイ川橋ウィークフェア(カンチャナブリー)
橋で光と音のショー、考古や歴史的な展示等

11月29-12月10日

シルク祭り(コンゲン)
コンゲンはシルク生産の有名な所である。この機会に沢山のシルク店はきれいな織物を提供する。現地の伝統的なショーなどにも祭りの雰囲気を高める。