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「山田長政」 by Teru

タイ王国の山田長政軍
今回、縁があって山田長政に関するロケに同行させて頂きました。山田長政と言えば名前は知っていましたが、恥ずかしながらタイに住んでいながらあまり詳しい事は知りませんでした。国立図書館で文献を調べたり、アユタヤ時代に詳しいタイの教授に話を聞いたりしているうちに、400年近くも前に、このタイの地でこんなに活躍して異国の政治・軍事に関してこんなにも登りつめた日本人がいたんだなぁ、と感動しました。
山田長政は、1610年頃にタイに渡り。日本人の傭兵隊に加わり、その後アユタヤの日本人街の頭領となりました。当時のアユタヤ王朝の国王、ソンタム王から信頼を受け、オークヤー・セーナーピムックと呼ばれる第3位である官位を授けられました。しかし、そのソンタム王が亡くなると、王子と王の弟との間で、王位継承の争いが勃発し、その争いの後、権力を握った王弟の命令で、王子側についていた長政は、抗争中の隣国・パタニとの最前線に左遷されリゴール(ナコンシータマラート)の地方長官となります。
1630年、そのパタニとの戦闘中に、足を負傷した長政は、王弟の命令を受けていたタイ人から、治療と称して傷口に毒を塗られて暗殺されてしまいます。
この様に山田長政は外国人でありながら、シャム(昔のタイ)の地で活躍し、当時の王朝の重要なポジションまで登りつめました。
山田長政はタイの小学校の教科書にも載っており、アユタヤの日本人街跡には山田長政の銅像が置かれています。また、山田長政を題材にしたタイ映画『YAMADA―サムライ・オブ・アユタヤ』もいよいよ去年から撮影が始まっています。主演はタイで活躍されている日本人俳優の大関正義さんが演じています。大関さんは、タイ人にはなじみの深い、日本人青年将校とタイ人女性の恋愛物語『クーカム』のミュージカルの中で、日本人として初めて主役のコボリ大尉を演じたり、映画『クーラット』(おかしなカップル)の中でタイの人気コメディアン、マム・ジョクモックと共演したりと大活躍をされています。タイには、まだまだ現地で活躍されている日本人が沢山います。機会がありましたら、是非、撮影にいらして下さい。
山田長政 タイ映画『YAMADA―サムライ・オブ・アユタヤ』
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