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‘リトル東京’‘ジャパンタウン’‘ジャパン・ビレッジ’アメリカ各都市の日本町は、衰退の一途をたどると言っていたのは、過去の話しかもしれません。 ここのところ週末、リトル東京に出向くことが多かったのですが、人々が闊歩し、活気があるのにびっくりしています。天気がいいのも幸いかもしれませんが、メインのジャパニーズ・ビレッジ・プラザは、お祭りのようににぎわっています。 ピーク時には3万人もの日系人が住んでいたリトル東京も、安全を求めて郊外に人々が移住し、お年寄りが1000人足らずしか住んでいない時期が続きました。日本の経済バブルがはじけてからは、日本食のお店もどんどん少なくなり、衰退に拍車をかけたようです。”廃れたリトル東京”であったはずが、今や、とんでもない。中国人や韓国人がオーナーの御店が増えているものの、日本文化を求めて、やってくる若者があとを断ちません。 日本食はもとより、今流行りのヘルシー志向のアイスクリームやヨーグルトのお店、気のきいた小物がそろう1ドル均一(日本でいう100円均一)のお店、アメリカでその文化的地位を確立しつつあるアニメオタクの心をとらえるアニメショップ、日本の伝統工芸のお店、アジア人女性に絶大な支持をもつ日本製化粧品のお店などなど。そこにやってくるのは、ロス在住の日本人でも日系人もありません。アメリカ人(漢字の書いたTシャツはいまだ人気です。)、ベトナム人、フィリピン人、(アメリカ在住の東南アジア人若者にも日本サブカルチャーは人気です。)韓国人、中国人、インド人などなど、とてもインターナショナルです。 70歳近い日系のおばあさんがせっせ、せっせとその場で焼いてくれる今川焼きや団子を求め、アメリカ人やアジア人(日本人ではない)の若者が長蛇の列をつくっています。”ハイ、3ドル、ありがとう”そばでお嫁さんらしき日系人の女性が手伝っています。日本人でない人々が熱々の今川焼をふうふう言いながら食べています。おいしそう。いい光景ではないですか。でもなぜ日本人がいないの? ビレッジ中央の噴水のそばで、三味線をひいている男性がいます。いい音色です。こころが踊ります。落ち着きます。弾いているのは、アメリカ人男性グレッグさんです。東北地方に7年住んでいました。その間日本語を学び、三味線に魅せられ、三味線を習い、アメリカに帰ってきてから、そのすばらしい伝統音楽をアメリカ人に聞かせようと、週末ギターならぬ、三味線を抱えてのストリートパフォーマンスです。国際色豊かなオーディエンスの前で、熱も入ります。いいですね、うれしいですね、でもどうして日本人じゃないの? リトル東京は、アーバンライフを提供するコンドミニアムがたちならび、直、地下鉄の駅もできます。今年の始めには、リトル東京にあるMOCA(Museum of Contemporary Art)の別館で村上隆展”MURAKAMI, ”があり、その斬新でポップでエロなアートは多くのアメリカ人に衝撃をあたえ、そして受け入られました。 新たな情報発信地になりつつあるリトル東京。その情報提供者、受信者はけして日本人とは限りません。日本の文化を理解し、そして、後世に伝えていくのは、いったい何人になるのでしょう。
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GPAusa LAからの便り
「リトル東京復活か!?
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