GPA News Letter Vol.50

 
タイのインターネット事情 teru

 日本では、mixiのユーザー数が2007年9月30日現在で約1,190万人に達し、単純計算をすると、日本全国の6人に一人が会員となりSNS(Social Networking Service)が、着実に定着していっています。さて、タイはといいますと、下の図(全世界のSNS勢力分布マップ)を見て頂くと、タイ全土を水色が占めています。この水色はHi5と呼ばれるアメリカのSNSで現在タイの若者の間で流行し、色々な社会問題を起こしています。

Facebook, Friendster,MySpace等色々なSNSがありますが、タイでのHi5率は結構高く、Mixiと違う所は、だれでもプロフィール画面を見られることと、ほとんどの人が本当の顔写真を掲載している点です。修行中である身の僧侶が自身の袈裟姿をプロフィールに載せて、物議を醸し出したり、女子中学生がHi5で知り合った若い僧侶の僧房に寝泊りしたことで、保護者が警察に被害届を出したりとタイならではの様々な社会問題を起こしています。(タイでは修行中の僧侶が女性に触れる事すら禁止されています。)

 資料が若干古いですが、2003年のタイでのパソコン保有台数は1000人あたり40台と、日本の382台に比べてまだまだですが、インターネット利用者は6歳以上の国民5860万人のうち700万人で12%(2004年)にのぼります。といいますのも、タイには町中にインターネットカフェがあふれ、1時間約20B(約80円)というお手頃価格でネットができるため、自分用のパソコンが無くともそんなに不自由はしません。
  また、以前に小中学生がインターネットカフェのネットゲームやチャットにはまり、学校に出てこない、遅刻する等のケースが増加したため、学生の深夜のネットカフェへの入場を規制したりしています。

 現在では安いADSL等がどんどん増え自宅にパソコンを買い、インターネットを引く人が急激に増えています。以前に、北部チェンマイの山岳民族が出てきそうな山奥の家にお邪魔した時に、部屋にパソコンがあり、ADSLを引いていたのには驚きました。

 また、著作権のあまいタイでは、人気連ドラが次の日には動画サイトにアップされる為、ドラマを見逃しても大丈夫だそうです。

 サバーイ(快適)で楽しい(サヌック)な物だけは吸収力が他の国よりも極めて高いと感じるタイでは、これからもどんどんインターネット事情が発展していくと思います。

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