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それでもやっぱり泰流に注目!
韓流や華流はともかく……「泰流って知ってる?」なんて言葉を横浜トリエンナーレあたりで話してるアナタ、アナタは先見の明、ありありです! 2005年のタイは世界語にもなった『ツナミ』の余波から始まりました。激減した日本人ツアー客にもめげず、タイの立ち直り、復興へのエネルギーは凄まじかった! 長年タイに住む日本人でさえ「タイだって、やればできるじゃない!」と見直したほどの実行力。 そのツナミのごとく04年に第一波がやってきたタイポップスの潮流、すなわち『泰流』は2年目の今年も着実に進行。タイ人として初めてオリコンチャートに登場した叶姉妹顔負けのサイボーグ歌姫タタ・ヤンは4月にJAPANツアーを敢行。そのLIVEを収録したDVDを日タイで発売。筆者の地元TSUTAYAの洋楽棚にズラリ並んだタタのCDを発見した時の驚きといったら! 6月の恒例代々木タイフェスティバルにはタイの国民的バンド・カラバオが『ツナミ』の歌を引っさげ来日。2日間で40万の人出の中、代々木公園はさながらリトルタイランドに! タイフェスはその後、京都、名古屋、大阪でも行われる異例の盛況ぶり。K-1にブアカーオやガオグライといったムエタイ戦士が殴り込みをかけるがごとく、列島縦断タイの嵐。 |
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![]() この泰流は音楽だけではありませんでした、今年、むしろ着実に日本での知名度を上げたのはタイ映画かも。予兆は04年からありました。CG無し、スタント無しを謳い「こんな映画、いつか現場で死人が出る!」とまで言わしめたデンジャラス・ムービー『マッハ!』が話題に。そしてこの続編とも呼べる『トムヤムクン』が今年10月の東京国際ファンタスティック映画祭オープニング作品に選ばれる栄誉を獲得。このベタなタイトル、映画内で出てくるレストラン名がトムヤムクンというだけで内容とはまるで関係なし! しかし本当に注目すべきタイ映画はアクションではなかった! その代表格『フェーンチャン・ぼくの恋人』が4月に日本公開。新人監督6人によるタイ版「小さな恋のメロディ」は、誰もが懐かしむ子供時代の淡い恋を綴った物語。この中の監督がひとり立ちして、タイで10月現在ヒット中の『プアン・サニット(親友)』も繊細な胸キュン物語。タイのいまどきの若者風俗もたっぷり詰まっていて、是非日本でも公開されて欲しい作品です(ブレイク必至!)。このアクションでもホラーでもないタイ映画の新しい流れに当然注目も集まり、ついには大本営・キネマ旬報(10月下旬号)で『タイ映画』特集が組まれるほどに! 日本ではターニングポイントに入った韓流に続いてメディアが選んだのは華流のようですが、筆者は慌ててません! 正直、歴史や政治問題で『危うい土台』の韓国・中国より、親日家が多いタイが何かと心強い! 事実、日本とタイのサブカル交流はより深まり、10、11月とバンコクで続けて行われる音楽祭、日本企業が冠に付いた『Asahi Music Festival』と、毎回タイ最先端の音楽が体感できる『FATフェスティバル5』に出演の『外タレ』は、なんと日本人のみ! タイ最大級の音楽祭がいわばタイ日独占友好イベントになっているのです。 そうです、皆さん! お膳立てが揃ってからでは遅すぎるのです。タイへの注目度は今後も増すばかり。マグマのごとき泰流の地殻変動、それを日本で見逃さないでください! 匠武士(タイ・サブカル愛好家)
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