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タイフェスティバル2005
![]() by 匠 武士 |
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ちょっと奥さん、40万人ですよ、40万! タイフェスティバルって、何? そういう方も居るでしょう。派手な雑誌広告やテレビCM無しでのこの動員。代々木公園と言っても、NHK前から原宿へ抜ける並木道と野外ステージだけの限られたスペース、同所でのイベントではトップクラスの人気でしょう。二日目には突然のスコール(まるでタイ!)に襲われながらも、両日とも溢れるお客さんで、前に進めない、屋台の前は長蛇の列、やっと買えても食べる場所がない。通路に無理やり座り込んで食べる輩も現われ、これがまた人の行く道を遮り、会場内は身動きも取れない状況に。本当に大きなトラブルが無かったのが不思議なくらい。わずか20,000平米ほどの敷地内に飲食、物販・サービスでびっしり227の出店、まさに東京のど真ん中にタイが出現したのです。 ![]() 今年で6回目となる同フェスは、昨年までの「タイ・フード・フェスティバル」という名称から、「フード」を抜いて、「タイの歴史・文化をより深くしってもらおう」という意図だったようでしたが、結局今回も主役は「タイめし」、そりゃそうです。普段ならタイ料理屋で一皿千円が当たり前の品が300円〜500円のお祭り価格なのですから。朝からベンチや木陰などは場所取りに占領され、ほとんど花見感覚。なるほどこれがタイフェスの楽しみ方の王道なのでしょう、酔っ払えばこっちのもの、満員電車並みの人込みも気にならないんでしょうね。 毎回、話題になるタイ・アーティストによるコンサートも今回は超大物カラバオとランナー・カミン。特にカラバオはタイでも国民的人気を誇るバンドで、「本当に来るの? なら絶対行く」という古くからのタイ・ファンをも引き寄せ、ステージ前は異様な熱気に。想像以上にタイ人の観客も多く、ノリはタイ本国とまるで同じでした。でもMCは全てタイ語だから冗談言われても意味分からんつうの(笑)! リーダーのエートがスマトラ沖津波の直後に発表した「アンダマンの涙」、「つぅーなみー」という哀愁のフレーズが日本のメディアでも話題になり、今回、その日本語バージョンのお披露目も行われました。ちなみに「ツナミってナンだ? サシミは知ってるが」というちょっと日本人には「?」の歌詞はうまーく「意訳」されておりました。 もうひとりのアーティスト、ランナーカミンも昨年デビュー曲がタイ国内で大ヒットしたチェンマイ出身の大型女性新人。父がオーストラリア人ということもあり、時折英語を交えながらほのぼのとしたランナー(北タイにかつて栄えた王国の名)の香りを運んでくれましたが、盛り上がるのはタイのいまどきのハードなロックだったりしまして。他人の曲で盛り上げてどうすんのよ? でもこのへんのこだわりの無さも、まさにタイ、ご愛嬌なのです。 それにしても欧米ならともかくアジア一国の祭典にこの人手。韓国フェスならヨンさま人気のオバ様パワーがあるでしょうが、そんなもの無くとも「タイ」だけでこの盛り上がり。とくに若い世代が多いのはうれしい気も。この草の根人気はホンモノでしょう。日本中が歓喜に酔いしれたドイツWC行きもタイ(バンコク)からもたらされましたし、やっぱり泰流、キテます、イケてます! by匠 武士 |
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