|
鳥インフルエンザ レポート by Teru |
|
|
今、タイでは鳥インフルエンザが猛威をふるっています。2月4日現在の状況では、鳥インフルエンザによって死亡した人5人、鳥インフルエンザの疑いのある人が20人、そのうちすでに死亡してしまった人が、11人、という状況です。政府が指定しましたレッドゾーンが26カ所、7県、イエローゾーンが141カ所、30県、となっています。鳥インフルエンザに感染している鳥が発見された所をレッドゾーンと指定しまして、その発見された地点から半径5Kmの鳥は全て破棄され、その地点から半径50Kmの範囲にいる鳥は売っていけない、または移動してはいけない,とされていまして、その後21日間様子を見て、再び鳥インフルエンザに感染している鳥が発見されなかった場合は、イエローゾーンに変わります。 動物園やサファリワールドの鳥ゾーンは一時期閉鎖され、入場客は90%落ち、タイ全体の観光客数は20%落ち込んでいます。また、鳥を使うタイ料理の代表、カオマンガイ(鳥のせご飯)の屋台等は、気がついたら、カオマンガイの看板の上からカオムーデーン(豚のせご飯)の看板をはりつけてあったり,焼き鳥屋はいつの間に豚焼きを売ったりしています。その他に、市場でも鳥を売ってはいけなくなり、代わりに魚を売ってしのぐ等、影響はなかなか大きいようです。
![]() そんな中、2月7、8日の2日間、王宮前広場において、政府主催のイベントが開かれます。国民にありとあらゆる、鳥料理を無料で配布して、タイの鳥の安全性をアピールするものです。カオマンガイの大食い大会をしたり、その審査員にタクシン首相、自らなったり、とかなりユニークなものです。ケンタッキーもこのイベントで、3万個のチキンを無料で配布する等、大盤振る舞いです。また、最近では、有名人や、政治家たちが自ら、鳥料理をカメラの前で食べて、安全性をアピールしています。また、熱された鳥を食べて、鳥インフルエンザにかかった人には、政府が300万バーツ出すと言っていましたが、2月6日から500万バーツにあがりました。 WHOによりますと、ウイルスは適切な加熱により死滅するとされており、一般的な方法として、食品の中心温度を70℃に達するよう加熱すれば問題ない、と言っていますし、日本の国立感染研究所によりますと、不用意、無警戒に流行地の生きた鳥類のいる施設への立ち寄り、接触などをを行わない限り、現段階では、鳥インフルエンザウイルスの発生を理由に発生国への渡航の自粛、中止などの必要はない、と言っています。 鳥インフルエンザは、何万羽もの鳥を飼育している人や、生きている鳥と密接した生活をしている人はともかく、タイで普通に生活する分には、全く心配する必要のない病気のようです。
|
|
|
VOL. 37 の内容 クリックするとコーナーに
|