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世も末、托鉢僧に護衛

ヤラー、ナラティワートなどテロが頻発している深南部各県の治安悪化が深刻の度を極め、1月末には相次いで3人の僧侶がナイフで殺害されるという悲惨な事件が起きた。これまで警官のみだったイスラム過激組織の攻撃目標は教師や僧侶など無差別化が進み、朝の托鉢僧にはライフルを持った護衛がついてまわる有り様。少なくとも南部については、平和な仏教国というイメージは完全に覆されてしまった。

ジェームス、豚メニュー

アイドル歌手のジェームスさん。ヒット曲「カオマンガイ(鶏のせ御飯)」にあやかってカオマンガイのチェーン展開に踏み切ったことで知られる彼だが、鳥インフルエンザの痛手はやはり大きい。全国160の店舗で売り上げが半減しており、他の店同様、カオ・ムーデーン(焼き豚御飯)、バミー・ムーデーン(焼き豚ラーメン)などのメニューを追加した。巷ではジェームスが近くカオ・ムーデーンという曲をリリースするといううわさが飛び交っている。

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鶏の代わりはワニ・ダチョウ

鳥インフルエンザの流行でレストランの鶏メニューは壊滅的な打撃。タイではもともと牛の人気は低く、魚や豚肉では代わりがきかない料理も多いということで各店はあの手この手を考え始めた。高級タイスキチェーンの「コカ」は鶏と食感がかなり近いとされるワニ肉を投入、80グラム99バーツのプロモーションをスタートさせた。また、スクムビット16のイタリア・タイ式レストラン「アンジェロ・キッチン・レベアレード」は野性味あふれるダチョウ料理のプロモーションを開始、もの珍しさもあってなかなか好評だという。

 

ネコ、犬、ネズミ?

中部ロッブリー県タレーチュップソン村で、体長五十センチ、体重八キロの巨大ネズミが話題をまいている。捕獲したソムキアットさんの話では、この巨大ネズミはエサを求めてソムキアットさん宅に侵入、あまりに体が大きいせいか何ものをもおそれず、人がそばに寄っても平気でバリバリ野菜を食っていたという。したがって、捕獲されたというより巨大ネズミが勝手にソムキアットさん宅にいついてしまったという方が正しい。好物はキュウリ。ソムキアットさんのもとには五千バーツでネズミを売ってくれないかという人も来たらしいが、売らずに買い続けているという。

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夢のバスタブ

カメラのフラッシュを浴びながら、美女が豪華なバスタブで泡まみれの入浴シーンを披露。おたく系カメラ小僧を狙った夜の店の撮影イベントではなく、れっきとした企業のPR活動である。仕掛け人はデベロッパーのKPNホールディング。美女は人気モデルのヨーさん。売り物はスクムビット・ソイ39の高級分譲マンション。内装はフレンチ&北イタリー調。こんな美女をこんなお部屋で囲ってみては?というわけだ。気になる販売価格は千二百万バーツから。大胆なプロモーションで売れ行きは順調。タイの富裕層は既にバブルに突入しているようである。

金持ちツインの集い

1月の第2土曜日はタイの子供の日。今年は10日に全国各地で様々なイベントが開かれたが、異彩を放ったのがサイアム・ディスカバリー・センターで開かれた名家の双子の集い。ピリヤ家、クライトラクーン家、テーチャパイブン家などから将来を約束された双子ちゃんたちが勢ぞろいした。中でも注目を浴びたのが、ヨーティンパナウェート家の三つ子、フォー君、ファイ君、ナーイ君の3人。サングラスをかけてモデル歩きをぶちかまし、コメントを求められると「パパとママには自分たちのことをお金持ちだと思っちゃいけませんよって言われてるの。それから人を見下しちゃいけませんって」。当たり前のことかもしれないが、こんなセリフを人前で吐けるということ自体がなにやら恐ろしい。タイはやはり階級社会である。

タイの久米宏、電撃移籍

タイ・メディア界の久米宏、人気司会者のトライポップ氏は昨年末、所属するチャンネル3からiTVへ移籍すると電撃発表した。「ゲーム・セーティー(タイ版クイズ$ミリオネア)」など同氏が抱える週4本の人気番組もそのままiTVに移る。iTVはタクシン首相のチナワット財閥系テレビ局。民主党の地盤である南部切り崩しを図るため、愛国党がトライポップ氏を擁立してくるとのうわさも流れている。

パラドン、アガシに惜敗

グランドスラム第1戦、全豪オープン。アジアの雄、パラドンは1〜3回戦を難なく勝ち抜いたものの、4回戦で重鎮アガシと当たり、7-6、6-3、6-4でストレート負けを喫した。第1セットでトリプルセットポイントのチャンスを逃した後はワンサイドゲーム。最終セットでは割れ爪を気にして足首をひねる不運にも見舞われた。今年はインドのタタ・オープンでカルロス・モヤにタイトルを奪われるなど滑り出しでややつまずいたが、全豪4回戦進出は自己ベスト。テニス内容でも苦手のネットプレーでミスが減り、昨年よりかなり進歩していると評価が高い。得意のグラス(芝)ならどこまで勝ち上がれるか、パラドンウォッチャーは既に、アガシを下したウインブルドンをにらんでいる。

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世界最大のチョコレート

まるでゾウかいん石のようなこの物体。バンコクきっての高級ホテル、コンラッドがドイツから職人を呼んで作らせたという世界最大のチョコレートである。でかすぎてよくわからないが一応ハート型。バレンタインデーの客寄せモニュメントだ。高さ5メートル。重さ922キロ。バレンタインデーが終わった後いったいいかに処分されるのか気になるところだ。ちなみにタイのバレンタインデーは男が女にバラの花を送るのが主流。

古代船クルーズ

アユタヤまでのクルーズはわりとポピュラーな観光コースだが、最近リッチな方たちの間でひそかな人気を呼んでいるのが古代船「マノーラ2号」を利用した2泊3日の高級クルーズ。100年前の米運搬船を豪華クルーズ船に改造したもので、定員は4室8人。これに4人の専属スタッフがつき、静かで優雅な旅が楽しめる。ツアー料金はカップルで九百七十五ドル、貸し切りで三千九百ドル。そのゴージャスな雰囲気の割にはかなりリーズナブルな料金設定となっている。

 

黒幕復活

野党民主党の黒幕、サナン氏が復活に意欲を見せている。同氏は2000年に資産虚偽報告で5年間の政界追放処分を受けたが、裏政界での影響力は衰える気配をみせず、昨年の民主党党首選では自らが推すバンヤット氏をちゃっかり党首に仕立て上げた。来年の総選挙を控えて先ごろ民主党の選挙対策委員長に就任、初日の2月4日に民主党の守り神とされる仏像に参拝した。サナン氏は公職追放中に趣味のワインやダチョウのビジネスに精を出しており、最近の鳥インフルエンザの流行では、与党愛国党のイメージがダウンしてダチョウの需要が拡大したため笑いが止まらないそうだ。

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