VOL.34
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アンジェリーナ、タイで墨

『ボーン・コレクター』、『トゥームレイダー』などに出演したハリウッド女優、アンジェリーナ・ジョリーさんが4月23日、タイの有名な入れ墨師による入れ墨を左肩に施した。幸運を表すクメールの図柄。アンジェリーナさんは災害救助隊の男性医師を描いた映画「ビヨンド・ボーダーズ」の撮影のため来タイ、タイで入れ墨を入れるという長年の夢を実現させた。

(コム・チャット・ルック、4月24日付)

猿の恩返し

東北部シーサケート県ナムカー村に、牛の面倒をみる有名な猿がいる。ブタオザルのティムちゃん、2歳。 

農業と放牧で生計を立てているトゥンさん(56)は1カ月前に飢え死にしそうなブタオザルを発見、哀れに思ったので自宅に連れて帰り、ティムと名付けて面倒をみた。元気になった猿を毎日連れて牛の世話をするうち、ティムちゃんは見よう見まねでトゥンさんの牛追いを真似るようになり、はぐれそうな牛を群れに追い返したり、近づいてくるあやしい人間に歯をむき出したりするようになったという。もちろん一人暮らしのトゥンさんにとってティムちゃんは大事な友達でもある。(コム・チャット・ルック、5月13日付)

 

 

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カラオケタクシー再び

ひところ話題になったカラオケタクシーが最近またちらほらと息を吹き返しつつあるという。理由は2つ。ひとつは安価なカラオケVCDやデッキが普及して車内への取付けコストが格段に安くなってきたこと。もうひとつは自動車がバカ売れして再び渋滞に拍車がかかってきたためだ。経済危機はタイに渋滞の解消という思わぬ恩恵をもたらしたが、それもまた元に戻りつつある。

 

 

首相、気分はトップガン

タクシン首相は4月21日、東北部のナコンラチャシマ県で開催された航空ショーに出席、F16型戦闘機に乗り込んだ。首相は終始ご機嫌だったが、この1回の搭乗に特注ヘルメットやフライトスーツの作成など二十万バーツ近くの経費がかかり、税金のむだ遣いとの指摘も多かった。

 

歌手との離婚コスト

スチュワーデスから歌手に転身して成功を収めたナダー・ウィヤカーンさんがホテル経営者の夫を相手取って離婚訴訟を起こし、日本円で12億円もの慰謝料を請求して注目を浴びている。大卒の初任給が3万円そこそこのタイでこの請求額は破格。ナダーさんは自分が有名だったころに夫がそのネームバリューを利用して事業を拡大したと主張、利益分配の意味を込めて巨額の慰謝料を請求した。

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90歳の麻薬ディーラー

タクシン政権が2月から開始した麻薬掃討作戦で、91歳のお婆さんが麻薬ディーラーのブラックリストに名を連ねていることが判明、話題を呼んでいる。このお婆さんはナコンパトム県バンレーン郡に住むピン・サイラパンさん。11人の息子・娘は「ろくに耳も聞こえない母がどうして麻薬取引などできるのか」と警察に抗議、後に無事リストから名を外されたという。(カオソット、3月12日付)

片腕のネズミ小僧見参

警察は5月3日、福祉財団に盗みに入ったソムチャート・セーテン容疑者を窃盗容疑で逮捕した。ソムチャート容疑者は数年前に感電事故で左腕を切断する大ケガをしたが、右手と両足を巧みにつかって泥棒よけの塀を難なく乗り越え、数件の盗みを繰り返していた。今回の盗みは彼女の誕生日プレゼントを買う金欲しさにやってしまったと供述している。(コム・チャット・ルック、5月14日付)

バック・トゥー・ホーム

人身売買などの問題を考えるカモンキームトーン財団は5月9日、人身売買で行方不明になった少年少女の情報を求めるためのウェブサイトbacktohome.org を立ち上げた。タイでは北部地域を中心にいまだに人身売買が横行しており、子供たちが突然行方不明になる事件が相次いでいる。その多くは売春宿や工場で強制的に働かされているが、組織的な犯罪で明るみに出ないことが多い。(コム・チャット・ルック、5月10日付)

サムイでリオ気分

新型肺炎SARSによる観光客減少を補おうと、南部リゾートのサムイ島でカーニバルが開催されることになった。期間は7月18〜20日。リオのカーニバルを参考に仮装行列などを開催、航空会社や代理店が格安のパッケージを提供して観光客誘致を図る。写真はバンコクで行われた発表記者会見でのデモンストレーション。(ネーション、)

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蝶料理

ムクダハン県ノンスーン郡ではいま、ガムビーと呼ばれる蝶の一種を料理して食べるのが大流行り。ガムビーは毎年3月ごろにタガヤサン(鉄刀木)の木などで繁殖するが、地元の人が大勢買い求めるためすぐに品切れとなってしまう。料理法は野菜炒めに入れたり、カレーにしたり、ネギの和え物にしたりと様々。甘く油っこいため炒めて酒のつまみにするのも最適だとか。ただ地元の医者は、よく似た昆虫の中に何種類か毒蛾がいるのでそれを食べないよう注意を呼びかけている。(デイリーニュース、3月13日付)

ペットもスパでリラックス

ペットにもストレスはたまります。放し飼いの犬猫はまだしも、飼い主が忙しくてあまり相手ができず、小さなオリの中に閉じこめられている場合はかなり危険。健康にも悪影響を及ぼしているはずです。こんなかわいそうなペットのために生まれた新ビジネスが犬用の古式マッサージ。グランド・プラネット社が提供するこのサービスは3時間のフルコースで2千バーツ。  

人間様もちょっと躊躇する値段設定だが愛犬の健康を思いやるお金持ちが殺到しているらしい。もっともロッドワイラーなどあまりにどう猛な犬種はお断りだという。

ペット保険、市場拡大

ペットのマッサージに2千バーツを払うリッチな飼い主なら当然、ペットの生命保険にも入っている。タイでは2年前、ミットテー保険が初のペット保険を販売開始、今では二千頭ものペットが保険に加入している。顧客の多くは高級種を取り扱うブリーダーだが、最近は家族の一員として当然のように保険に加入させる飼い主が増えてきたという。保険の対象となったペットには識別用のマイクロチップが埋め込まれる。よく似た他の犬の死体を用意して保険金をせしめる詐欺を防ぐためだとか。高級スパに生命保険。タイには人間様よりリッチなペットがたくさんいる。

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お笑いカフェ、子供は入場不可

漫才や演歌歌手が入れ替わりステージに立って客を楽しませる大衆演芸場。タイではこの種の店をカフェーと呼ぶ。5月10日深夜12時過ぎ。バンコク都内の有名カフェー「ラマ9カフェー」が警察の手入れを受けた。目的は未成年者の取り締まり。最近の風紀粛正の流れで未成年者は盛り場への出入りを禁じられている。

 

ところがこのカフェー取り締まりで引っ掛かったのは未成年者どころか2歳、3歳の子供たち。レストランも兼ねたカフェーは夜遅くまで家族連れでにぎわっていたのだ。小さな子供を連れた家族は警察のきついお叱りを受け、早々に店を追い出された。(タイラット、3月12日付)

作戦勝ち

某化粧品メーカーの街頭キャンペーンがタクシン首相の怒りに火をつけた。仮設シャワールームで美女がシャワーを浴びるボディソープの宣伝イベント。モデルは当然水着をつけているが、肝心なところがくもりガラスで隠されているため「ひょっとして裸?」と思うところがミソである。このキャンペーンは首相が「やり過ぎ」とケチをつけてきたため余計にメディアの注目するところとなり、新聞でも写真入りで報じられた。肝心なところを覆い隠しているメーカー名もばっちり。マスコミが無料で商品の宣伝をしてくれたようなものだ。メーカーの宣伝部はしてやったりといったところか。

キャミソールは禁止

4月のソンクラーン(タイ正月)は毎年規制が厳しくなってきている。今年は昨年に続いて大型水鉄砲やベビーパウダーの使用が禁止された上、若い女性のキャミソールにまでおとがめが入った。タイの伝統衣装を着て礼儀正しく振る舞いましょうということらしいが、法的拘束力があるわけではなく、発案者が入閣時に侃々諤々の非難を浴びたウライワン文化相(サノ愛国党顧問夫人)ということもあって、あまり周知徹底はされなかったようだ。

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整形逃亡、寸前で御用

タイ政府の麻薬掃討作戦が続く中、警察は3月12日、バンコク都内クロントイ地区で手広く麻薬売買を行っていたソムスワン・シリイン容疑者(49)を逮捕した。ソムスワン容疑者は自分の名前が警察のブラックリストに載ったことを知った後、病院で顔全体を整形して逃亡しようと企てていた。

バイタクのショバ代

月1億バーツ

5月20日からマフィア掃討作戦の開始を宣言した政府は、バンコクのバイクタクシーが地元実力者に支払うショバ代の試算を公表した。それによると、バンコク都内のバイタク乗り合いポイントは1838カ所。バイタクドライバーは推定十万人。ドライバーは4千〜6千バーツの営業用チョッキを購入した上、1日当たり30〜50バーツのショバ代を払わねばならない。これにより年間推定12億バーツもの金が動き、その多くが警察幹部に流れているとみられている。

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