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バンコクでは頻繁に人気歌手のコンサートがあり、日本では考えられないほどの料金で見ることができる。私自身も何度もコンサートに行ったことがあるけど、同じ歌手のコンサートでもやっぱり金額や場所によって見に来ている客層もだいぶ違う。

 大きなステージのある飲食店や高級大型ディスコでは、席がたくさんあり食事をしたり飲んだりしながら見れる。客層のほとんどは社会人で団体で来てる人が目に付く。コンサートを見ながらジュースやお酒を片手に料理をつまんだり、友達と話したりとかなり落ち着いている様子。 

 入店が遅くて席が後方だとしても簡単にステージ下まで行け間近で見ることができるし、写真だって取れる。運が好ければサインだってもらえちゃう。それに比べてデパート内のホールや特設会場でやるコンサートに来るお客のほとんどは学生。料金が安いということもあって席はほんの一部。ほとんどの人が立ち見で押し合いヘし合いの世界。曲がロックの時にはもう大変。客も一緒に飛び跳ねたりで足を踏もうが踏みかえそうがお構いなし。もう誰にも止められない!更にイベント行事などで屋外でコンサートが行われる事がある。タダということもあって大勢の人が押しかけ身動きが取れないほどぎゅうぎゅうで歌手の姿も米粒。客はやっぱり学生が多く、こういった大きなイベントがある時には必ずといってもいいほど学生同志のケンカが絶えない。時には死者を出すことも少なくない。前に私が行ったイベントでは客か警官か未だ分からないが銃声を耳にしたことも合った。客は牛のレースのようにいっせいに走り逃げた。

 コンサートは多少高くてもゆっくり見たい。タダだからといって張りきって行っても危険がつきものでは...

 危険を抜かせば凄く楽しめるし、目が合い日本人と分かると”ありがとう!’一言言ってくれる人もいる。何度も通い続け顔を覚えてもれれば、もしかしたら友達になれたりしちゃうかも。                                

柳沢 麻由

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