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| 11月の満月の日はローイ・カトーン(灯籠流し)の日です。バナナの葉で作った灯籠に花・線香などを添え水に流し祈りを捧げる、というお祭りです。この日になりますと、バンコクではチャオプラヤ川、はり巡らされた運河、果ては公園の池、噴水の池まで、水があるところならどこでもカトーン(灯籠)一色に染まります。恋人同士で2つのカトーンを流し、2つとも沈まずに流れていくと2人は結ばれる、と信じられていまして、恋人達の一大イベントになっています。また、『チュラロンコン大学の池に恋人同士でローイ・カトーンに行くとその後別れるカップルが多い』等のジンクスも出来上がっています。そんな、ロマンチックな祭りですが、タイはまだまだ貧しい国。カトーンの中にコインを入れて流す人も多いので、そのコイン目当てに川の下流では子供達が待ち受けていて、せっせとコインを集めておこずかいの足しにしています。
バナナの葉ではなく、発砲スチロールで作ったガトーンもありましたが、最近では川の汚染の元ととなるため禁止されています。
このお祭り、もともとはジョーンプリアン儀式という王室の行事がルーツになっていると伝えられています。旧暦12月の満月の夜になると、皆、王様の為にきれいさを競い合って灯籠を作り王様に捧げ、王様は天の神様と、川の神様を祭るために、灯籠を吊るしたり、川に流したりしたそうです。 ところで、川、満月と言えば最近タイを騒がせているニュースがあります。陰暦11月の満月の夜にタイ東北部ノンカイ県とラオス国境を流れるメコン川からなぞの火の玉が天に昇る、という怪現象(パヤナーク怪火)が毎年起きています。 今年はそのパヤナーク怪火をもとに作られた映画の影響もあり、昨年の倍近くの約30万人の観光客がノンカイに押し寄せました。 このなぞの現象、60年にも渡って目撃され続けていると言われ、未だに原因は不明で、皆このきれいな怪火を見るために集まり、お祭りのようになっていました。ところが、今年タイのテレビ局ITVが潜入取材で、メコン川の対岸でラオス人が正月を祝うためにライフル銃を空に向けて発砲しているところをスクープし、この閃光がパヤナーク怪火の原因だ、というなんとも味気ない結論を導き出しました。これに、対し、ノンカイの住民が異議を申し立てています。 タイは、11月頃から4月のタイ正月にかけてお祭りが続き、この期間は街中がライトアップされ賑わいます。この機会に是非タイを訪れてみてはいかがでしょうか? .Ogushi |
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