VOL.31
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コピーユニ販売事情

日本でW杯の公式ユニフォームを買うと7千円くらいするが、タイではコピーものが300バーツ。大手をふってコピーが売れるのだから、商人どもはさぞやボロ儲けと思いきや、今年のW杯はなかなか厳しかったらしい。写真はタイでも人気のフランスとアルゼンチンのユニをぶら下げてぶうたれている店のおじさん。そう、両チームとも優勝候補と目されながら1次リーグで敗退したため大量の売れ残りが出たわけだ。

「どう、2枚セットで300バーツ。4年後にもまた使えるよ」と売り込みに必死だが、すでに負けたチームのユニなど売れるわけもない。このおじさんはもちろん、サッカーとばくにも手を出して二重の損害を被ったという。


W杯懸賞狂騒曲

今年のW杯でタイ人がサッカーとばくに突っ込んだ賭け金は200億バーツと言われるが、そんなタイ人のサッカー狂乱ぶりを裏付けるのがこの葉書の山。

タイ字紙「タイラット」が実施したW杯優勝国予想懸賞の応募総数がなんと7500万枚に達した。タイの人口は6千万人だから、1人が1、25枚送ったことになる。さらにこうした懸賞を行った新聞社はほかに何社もあったわけだから、全国で軽く億は突破したはずだ。タイにおいて今年のW杯でぼろ儲けしたところは、番狂わせにほくそ笑んだ賭けの胴元と郵便局といわれている。

 

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W杯夫婦殺人事件

警察は6月14日、自分の妻を撃ち殺したバイクタクシー運転手、ヤイ・ジャルンスック容疑者(20)を逮捕した。夫婦は13日の夕方にテレビのチャンネルをW杯のイタリア・メキシコ戦にするか連続ドラマにするかで口喧嘩し、いったんは収まったものの、翌朝喧嘩の続きが始まってヤイが妻を撃ち殺した。

 

コブラの毒注射事件

駐車場に停めた車の中で居眠りしていた女性が、ドアのすきまから注射器でコブラの毒を注射されるというとんでもない事件が発生した。被害者はバンコク郊外で貸しアパートを経営するスカンヤーさん(46)。突然、腕に痛みを感じて目を覚ますと、若い男が走り去っていったというスカンヤーさんはすぐ病院に駆け込んで一命は取り止め、注射された右腕も何度か細胞移植を受けて切断を免れた。コブラの毒は一般人には入手が難しく、注射の技術も確かだったことから警察は医療関係者の犯行とみて捜査を進めている。スカンヤーさんには美人で評判の娘がおり、この娘が犯行の引きがねになった可能性も高いという。

拳銃型スタンガン

マフィアも欲しがる最新式の拳銃型スタンガンがタイで売り出された。米アドバンスド・テーサー社製。引きがねを引くと銃口からワイヤつきの電極が飛び出し、高圧電流で相手の手足を数分間麻痺させる。基本的には警察や警備会社向けで1丁6万〜10万バーツ。麻薬中毒患者が暴れ回る時などに効果的だという。

 

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女タイガー・ウッズ

タイガー・ウッズはタイ人の母を持つためタイでも国民的な人気を誇っているが、アメリカではいま、女性版タイガー・ウッズが誕生しようとしている。ウィラダー・ニラパッポンポーンさん(20)、通称ウイちゃん。多くの学生トーナメントで輝かしい成績を残している女性ゴルファーだ。ウッズと違ってウイちゃんは100%タイ人。

13歳の時にオーストラリアに移住、その後、アメリカに渡って本格的にゴルフを学んだ。愛くるしい笑顔からは想像もできないゴルフの虫で、毎日5時間の練習を欠かさない。当面の目標は9月の釜山アジア大会。ここからウイちゃんのサクセスストーリーが始まる。

ゾウの安楽死

 

巨大なゾウにブスリと注射をする獣医チーム。病気の治療のためではない。安楽死させるための睡眠薬を注射しているのだ。56歳のパンカムミーは、あるゾウ使いに数年にわたり覚せい剤をうたれ、材木の運搬をやらされていた。ゾウの保護を行う財団が8万バーツで引き取ったが時すでに遅く、回復不能なシャブ中になっていたという。人間のエゴをいやと言うほど思い知らされる、なんともやりきれない光景である。

タコワニ発見  

 

ウタイタニ県のワニの養殖場で、足が8本、尻尾が2本の世にも珍しいワニが生まれた。タイではこの手の珍しい動物が見つかると、全国各地から宝クジマニアが押し寄せるのが常。

このワニ園にも大勢の人がつめかけたが、残念ながらタコワニはすぐ死んでしまった。今はホルマリン漬けとなって展示されている。

 

おデブちゃん専用パブ

南国のタイにはあまりおデブちゃんが多くない。したがってやはりおデブちゃんは「暑苦しい」とうとまれる。 そこで登場したのがおデブちゃん専用カラオケパブ「ICHUB CLUB」。自身が85キロのデブであるシンガポール人、トニー・タンさんがおデブちゃんに憩いの場を提供しようと、都内屈指のお洒落スポット、ランスワン地区にオープンした。入場可能な客はおデブちゃんもしくはデブをこよなく愛してくれる人。タイには育ちがよすぎて太ってしまった金満おデブちゃんが結構多いので、店はなかなか繁盛しているようだ。

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低金利時代はイスラム金融

国営クルンタイ銀行がタイ初のイスラム銀行サービスを開始した。イスラム教徒は宗教上、利子収入が禁止されているため、預金を株式投資などで運用して利益を預金者に配分する。アルコール飲料やタバコ製造などへの投資は行わない。日本ほどではないが、タイでも最近は金利が2、5%前後に低下している。自分で株をやったりファンドを買ったりする気はないが、最近の低金利には不満があるという人はいっそイスラム銀行を利用するものもいいだろう。イスラム銀行サービスは イスラム教徒でなくても利用できる。

ファラン・ユー!ユー!ユー!

バンコクの英字無料情報誌といえば「BKマガジン」や「ガイド・オブ・バンコク」が有名だが、9月にはこれまで有料誌だった「ファラン・ユー!ユー!ユー!」が無料月刊誌に衣替えする。「ファラン」とはタイ語でずばり“毛唐”のこと。BKマガジンやGOBが比較的裕福な長期滞在者をターゲットにしているのに対し、「ファラン」はその名の通り貧乏旅行者向けのチープな情報を満載して差別化を図る。

 続アタックナンバー1/2

オカマちゃんのバレーボールチームをコミカルに描いて日本でもブレイクしたタイ映画「サトリー・レック(鉄の女)」(邦題;アタック・ナンバー・ハーフ)。いよいよこの続編、パート2の制作が決定した。

キャストはだいたい前回と同じ。ハリウッドではシリーズものが当たり前だがタイでは初めての試み。前作なみのヒットを飛ばせるか?

マイク君、安らかに

ロッブリー県動物園の人気者、オランウータンのマイク君が死んでしまった。口内ヘルペスで食事がノドを通らなくなって入院、医師団の治療の甲斐なく、肺炎を起こして帰らぬ森の人となった。客の与えた汚いエサから悪性のウイルスに感染したらしい。葬式には妻のスースーや子供たちが喪服を着込んで参列、人間ばりの悲しげな表情を見せて参列者を涙ぐませたという。

ミスタイのセクシーショット

今年のミス・タイランドに輝いたパティポンさんのセクシーショットが物議をかもしている。某女性誌のグラビアに載った写真がノーブラだったためで、女性団体や観光当局が文化的な催しや親善大使としての役割を果たすべきミス・タイランドにあるまじき写真だとかみついた。当のパティポンさんは「大騒ぎするほどのことではないのに」とやや当惑ぎみ。

 

出会い系サイト

出会い系サイトがもてはやされているのはタイも日本と同じ。そして、それが犯罪の温床となりつつあるところもまた同じである。写真は出会い系サイトで知り合った女性とホテルにしけ込んでは盗難を繰り返していたアナンタポン容疑者。これまでに8人の女性を誘い出すことに成功、金を持っていそうな女性から現金や携帯電話を盗んでいた。タイではネットを使いこなしている女性は比較的裕福とみられ、アナンタポンのいいカモになっていた。

幻のワニ

写真は野生動物の保護団体WCSが2年前にタイのペチャブリ県で隠し撮りに成功したサイアミーズ・クロコダイル。現在は絶滅したとされる淡水ワニの一種である。今年7月、この貴重な写真が新聞、雑誌、自然保護を訴えるポスターにと100万枚以上プリントされたと発表があった。タイの豊かな自然も日々確実に破壊されている。こんな貴重な写真がこれ以上増えないことを願いたい。

オフィスでマッサージ

「出張マッサージ」といえばこれはもうスケベマッサージ以外のなにものでもあるまいという見方が一般的だが、某マッサージ店は企業向けの出張マッサージを開始、なかなか繁盛している。デスクワークでこった肩をオフィスでほぐし、仕事の効率を上げてもらおうというもの。アロマテラピーとセットになった本格派のマッサージだ。

自宅への「出張マッサージ」はさすがに経費で落とすわけにはいかないが、これなら経費で落とせるかもしれない。

噂の女法医学者

ヘビ女のような派手な外見で見るものを圧倒するこの女性は、法医学者にして作家のポンテープさん。このほどキワモノ大好き国家ドイツの出版社から、彼女の作品を翻訳出版したいというお声がかかった。彼女はタイで起こる数々の残虐な殺人事件の謎を解き明かし、その経験を本にまとめて数々のベストセラーを世に送り出している。タイではすでに超有名人だが、今回の依頼で世界にもその名をとどろかせることだろう。いずれハリウッドから、彼女の活躍ぶりを映画化したいという話が来るかもしれない。

水上自転車で通勤

高層ビルをバックにチャオプラヤ川でせっせと自転車を漕いでいるのは発明家のプラウィットさん。バンコクでは今も運河や川の渡し舟が渋滞知らずの貴重な交通手段として重宝されているが、それでは飽き足らずこの水上自転車を発明してしまった。見晴らしのい川面を自転車で悠々と通勤する姿はなかなか快適そうだ。

史上最長のCM

タイのテレビCMは日本のものよりはるかにおもしろいと定評があるが、その長さに

おいても群を抜いている。30秒や1分は当たり前、番組だと思って見ていたら実はCMだったということがよくある。これまでもっとも長かったのはウイスキー「シーバス・リーガル」の3分もの。そして今回、化粧品の直販で知られる「ミスティン」が、5分45秒という史上最長CMを放映することになった。タイトルは「アイズ・オブ・ ラブ」。盲目の青年実業家とヒロインの恋の物語だ。ちょっと見てみたいが、CMはいつ放映するのかわからないのが難。5分もあるならいっそ番組表に放映時間を記載しておいてほしい。

著作権料論争

タイでも最近はかなり著作権という言葉が聞かれるようになり、レコード会社はカラオケ店からの音楽著作権料徴収に乗り出し始めた。写真はこの著作権料徴収に抗議のパフォーマンスをするカラオケ店のおばさん。ただでさえ不景気なのに著作権料などというわけのわからないものは払えないわよということだ。タイもそろそろコピー天国を卒業するのだろうか。

ラマ9世橋からダイブ

ブルガリアから来たジャンパー、イワン・コストフ氏が7月28日、バンコク遷都220周年の記念行事の一環として、都内ラマ9世橋に設置したクレーンから40メートル下のチャオプラヤ川にダイブ。自己ベストの30メートルを大幅に更新し、拍手喝采を浴びた。

愛子様のゾウ

敬宮(としのみや)愛子さま御誕生を記念してタイから日本へ2頭のゾウが贈られる。左はメスのウタイ、右はオスのアーティットでともに2歳。上野動物園で飼育される予定。

世界一の長髪男性死亡

存命する人の中でもっとも長い髪の持ち主としてギネスブックに登録されていた山岳民族のイェーさんが死亡した。享年81歳。髪の長さは4、8メートル。イェーさんは昨年8月に5メートル15センチの髪を持つ弟のフーさんが死亡してから、世界の長髪記録保持者となっていた。兄弟は髪を切ると病気になるという言い伝えを信じ、20歳ころから髪を伸ばし続けてきた。

玉の輿

タイ人として2人目のミス・ユニバースに輝いたことのあるプイさん(34)が、米国人の億万長者、ハーバード・ サイモン氏(57)と結婚することになり話題をまいている。2人はプイさんの母と結婚披露宴の相談をするために自家用機で来タイ、スーツケース28個分のお土産を手に故郷チェンマイに里帰りした。サイモン氏は米国でショッピングセンターなどの不動産開発を手掛ける実業家。

日本人カメラマン御用

ピンクローターを手にして不思議そうな表情をしているおまわりさん。バンコク都内プラカノン地区の一軒家で開かれていたドラッグ・パーティーが警察の手入れを受けた場面である。主催者は日本人カメラマンで、20〜27歳のタイ人の若者約20人が逮捕された。この日本人カメラマンは借り家の2階をディスコに改造、夜な夜なパーティーを繰り広げていたという。

日本人連続殺人犯御用

警察は6月16日、昨年からタイで行方不明になっていた日本人男性2人を殺害したピチャート容疑者(30)を逮捕した。ピチャートは昨年4月と7月、日本人旅行者のKさん(30)とAさん(32)を都内のアパートに連れこんで殺害、金品を奪った後に死体を都内の運河などに捨てた疑い。ピチャートはムエタイの興業で日本に行ったことがあるため片言の日本語を操り、カオサン通りでにせガイドとして日本人旅行者をだましながら生計を立てていた。今年に入り、スコタイ県でカナダ人男性の旅行者を殺害したことも自供している。

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