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2002.5.25
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  ソンクラーンもすでに一ヶ月前に過ぎ、タイもいよいよ雨季に突入しつつあります。毎日一度は、スコールにみまわれ傘が手放せない季節になってきました。さて、そのソンクラーンですがタイには1年に3回のお正月があります。1回目は、西暦1月1日の新年。2回目は、中国陰暦の旧正月。そして、3回目が4月15日前後の別名「水かけ祭り」ともいわれる、タイ人のための正月です。この水かけ祭り、もともとは仏教的な行事だったのですが、最近では1年に1度無礼講で水をかけ合う行事となっています。

 同時に白いパウダーをこっそり持って、寄ってきてニヤッとしながら塗りたくります。

 今年はバンコク都庁から水かけの時、高圧ピストン式水鉄砲やパウダーの使用を禁止する等、マナー重視を呼びかけました。その甲斐もなく去年を2、45%上回る543人が4月12〜17日の間に、交通事故で死亡しました。パウダーも相変わらずで警察は見かけたら没収していました。

 しかし今年は去年に比べて、少しおとなしかったような気がしました。去年は、拒否する人や、赤ん坊を抱く人など誰にでもお構い無しに掛けてくる人が多かったのですが、今年は一応、「かけてもいいですか」と確認してからかける人、またイヤそうな表情を少しでも浮かべた人にはかけない、という人が多く見受けられました。去年からバンコクでは携帯電話の普及が急激に進み、かなりの人が持つようになりました。携帯を壊して問題になるのを恐れて、というのも理由の一つにあったのかもしれません。

 ソンクラーンの際の乱暴な水かけが交通事故等を引き起こしているとし、来年からは指定区域外での水かけを禁止する、という意見も出てきています。

 タイも徐々に発展しています。「なんでもあり」のタイランドが徐々に失われつつあるように思われます。タイのタイらしい日常や風景を撮影しに来るなら今のうち、なのかもしれません。

          Ogushi

 

 

 

  VOL.30 の内容

 

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現地在住10数年、ジャーナリストM.Kさんのイスラムと酒の話題

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