柳沢まゆ

VOL.29
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 タイでは至る所で日本の物を見る機会がある。バンコクでは日本人向けスーパーはもちろんカラオケ、マンガ喫茶なども有る。そして日本語を使ったTシャツや、使用方法の説明文がなぜか命令調の洗顔フォーム。  

 「あきこ」ブランドのタイメーカーが製造する日本のお菓子?も人気になっている。そして日本食もブームで刺し身、天ぷら、親子丼などが人気。刺し身を食べる時、わさびを日本人以上に入れる人もいればケチャップで食べる人を見たこともある。そして今ではピザ屋にまで”エビフライピザ”というのができた。まだ試したことないが少しくどいのではと思う。

 私の周りのタイ人は誰もが日本の芸能人をよく知っている。男女問わず色白の芸能人が大人気。ビジュアル系も人気で日本人の私も知らないようなグループも知っていたり、来タイする日や泊まるホテルまでも調べていたり、どこからその情報を得るのか分からないがタイ人の日本の芸能人に対しての熱意はすごい!

 コンサートがあっても日本の場合その芸能人と話せる機会はまず難しいが、タイのコンサートでは芸能人と接する機会は意外と多くある。実際私もタイのコンサート帰りにスタッフも合わせて一緒にご飯を食べに行ったことがある。嬉しくて友達のタイ人に言ったら特に驚いていなかった。タイでは良くあるのだろうか。

 階級社会のタイでは同じ芸能人のコンサートでも場所や入場料によって客層が違う。大概大きなパブでやるコンサートは入場料もしくは飲み代が高くハイソなタイ人が来て席でお酒を飲みながらと落ち着いている。

 しかしちょっとしたホールでやる場合は入場料も安く学生が多く席なんてもちろん無い。ぎゅうぎゅうで足を踏まれようがお構いなし。そこでは必ずと言っていいほど学生同志のケンカがある。あるディスコもいつも人がいっぱいで外に出るのもやっと。中に入れない人は店の外にまで数百人という人が踊っている。日本でもディスコの中は押して押されてだけど外にまで数百人が踊っているのは見たこともない。日本人はどこか人目を気にするようなところがあるけど、タイ人はあまり人目を気にせず楽しみたいから踊るといった感じで素直な気持ちで楽しんでいる。

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